こんにちは!
阿倍野区の歯医者うえたに歯科クリニック 管理栄養士の西口です。
食欲の秋真っ只中ですね♪
今日はそんな食欲の秋にぴったりの『味覚』についてのお話です(*^▽^*)
食べ物をお口の中に入れた時に感じる感覚のことを、『味覚』と言います。
味覚は「塩味」「甘味」「酸味」「苦味」「うま味」の5つの基本味から構成されています。
それぞれの味覚を引き起こす物質、塩味「ナトリウムイオン」、甘味「糖」、酸味「酸」、苦味「キニン」、うま味「グルタミン酸」などを含む、食べ物や飲み物がお口の中に入ると、舌に触れます。
舌の上や側面には「味蕾」と呼ばれる味感知センサーがあり、味蕾に触れ合う味物質の濃度が一定を超えると信号として脳に伝えられ、私たちは味を感じます。
では、味覚の低下はなぜ起こるのでしょうか、、?
味覚は、
①加齢によるもの
②食欲低下による栄養不足
③唾液分泌量の減少によりお口が渇いてしまう
④薬による副作用
により低下するといわれています(@_@)
~味覚の低下をサポートする食事のポイント~
◎食欲を促すような工夫
高齢者にみられる味覚低下は、食欲が減ることによる栄養不足がかかわっています。
積極的に体を動かし、食事開始時間を決め、空腹感を感じなくても少しでもお口に運んで栄養を確保しましょう(^^)/
◎唾液分泌の促進
よく噛むことや梅干、レモンなど酸味のあるものを使用することで唾液分泌を促します。
水分を含んだ煮物、蒸し物、汁物を組み合わせることで食べやすく、お口の中の水分を補います(^_-)-☆
◎味センサーを元気にさせるミネラルをとる
味を感知するセンサーは、新陳代謝を繰り返し新しい細胞に生まれ変わります。
そのために欠かせない重要な役割を果たすのが、ミネラルである『亜鉛』です。
※赤身肉、チーズ、大豆、納豆、牡蠣、しじみ、ごま など、動物性・植物性に偏らず積極的に取り入れたいですね(^^♪
人は3歳ごろまでに味覚の基礎が作られると言われています。
「子供のころに苦手だった野菜が大人になってから食べられるようになった」
こんな経験はありませんか?
子供のころは苦手でも少しずつ食べてきた結果、味覚の幅が広がり、美味しいと思えるものが増えたためです。
味覚は身体の成長とともに自然に作られるものではなく、多くが学習によって作られます。
子供のころからたくさんの味を経験させる『味覚』が大切です。
大人になってからの生活習慣病になるリスクを低減させる効果も期待できます(*^▽^*)
うえたに歯科クリニックでは、管理栄養士が在住します。
お口の健康や全身の健康にまつわるお食事のご相談や、お子様の年齢に合わせたお口のケアのことやお食事のことをお伝えする「親子教室」など
個別でお時間を設けさせていただいております!
ご予約お待ちしております♪