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虫歯予防にいかせるエビデンス~「学童期」~

阿倍野区の歯医者 歯科医院のうえたに歯科クリニックです 皆様こんにちは。 今回は「学童期」の虫歯についてのお話しをしていきます☆ 学童期に最も虫歯になりやすい歯は「下顎の第一大臼歯」です。(6歳頃に生えてくるので六歳臼歯とも呼ばれていますね) 上下顎ともに第一大臼歯は5歳から9歳までに虫歯の発生がみられ、その後も第一大臼歯の虫歯は急激に増えているのが現実です。。。 どの歯も生えてから、2~3年がむし歯になってしまうピークです。 理由は、エナメル質(歯の一番表面の層)の成熟には、萌出前(歯が生える前)と萌出後(歯が生えた後)の成熟過程があり、歯は未成熟なまま萌出するので萌出直後はとても虫歯になりやすい状態です。 この時にしっかりとしたケアをする事が大切です。 萌出直後の歯は、フッ化物の取り込みも多いので予防にとても効果がありますが、噛み合わせの面はデコボコしていてとても磨きにくい所なので、フッ化物の応用だけでは予防が難しいといわれています。 そこで、噛み合わせのデゴボコの溝を埋めるフィッシャーシーラントという予防処置があります。 第一大臼歯が生えてきたら是非この予防処置をされることをお勧めします!! ~学童期に虫歯を作らないためのポイント~ ◆虫歯になりやすい萌出直後の歯を見逃さない事!つまり、就学前から虫歯予防を積極的に実践することが大切です ◆フッ化物配合の歯磨き粉の使用に加え、4歳頃からフッ化物洗口を開始すると効果も高いようです ◆噛み合わせの面の虫歯予防には、フィッシャーシーラントが重要になってきます うえたに歯科クリニックでは、12歳までのお子様には無料でフッ素塗布を行なっております! しっかり虫歯予防をして、治療の必要のない歯を維持していきましょう(^^♪ 分からない事や気になる事があればいつでもご相談ください☺ うえたに歯科クリニック  太田