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お口の中のピーエイチ(ph)と虫歯

こんにちは!

阿倍野区の歯医者 うえたに歯科クリニック吉です( ῀ᢦ῀ )

 

突然ですが、pHという言葉を覚えていますか?

 

私はペーハーと習ったのですが

今はピーエイチと読むそうです!

 

小学生の頃、理科の授業でリトマス試験紙を使って

アルカリ性、中性、酸性を染まる色で表したものでしたね (^o^)

 

 

今回お話したいステファンカーブはお口の中のpHの変動を表したものです!

 

お口の中は中性(pH6.8)に保たれています。

 

飲食を行うと虫歯菌の出す酸によりお口の中のpHが 酸性に傾きます ⤵️

 

酸性から中性に戻るまでに要する時間は約30分~1時間といわれています!

 

 

歯のエナメル質が溶け出す酸度はpH5.5です。

 

これは、なにを召し上がってもpH5.5を下回って歯が脱灰すると思っていただいても大げさではないくらいです。

 

虫歯は脱灰が続いて続いて続いて・・・

起こると思ってください

 

 

 

ですが定期的に食事をしても

すぐ虫歯にならないのはなぜだと思いますか?

 

脱灰してもすぐ虫歯にならないように

唾液のパワーで再石灰化を促しているからです!

 

とはいえ、口の中に食べかすが残っていたり、いつまでも食べていたり、

缶コーヒーやスポーツドリンクなど、砂糖の入った飲み物を頻繁に口にしたりすると、

プラークの中にいるむし歯菌が酸を出し、口中の酸性度が高いままになります。

 

再石灰化よりも脱灰の時間が長くなり、むし歯の危険性が高くなるのです。

 

 

大切なことは、「食事回数」「だらだら食い」に注意するということ。

 

同じ「甘み」でも、キシリトールなど、

「酸」も「ネバネバ」物質もつくらない甘味料を使った食品を選ぶことも大切です

 

 

そして唾液がいっぱい出るよう、よく噛んで食事をしましょう♩

 

 

 

うえたに歯科クリニック 歯科衛生士 吉

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投稿日:2021年9月13日