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虫歯ができるプロセス

阿倍野区の歯医者 歯科医院のうえたに歯科クリニックです☆

最近、私の周りでは結婚や妊娠というおめでたい話題でいっぱいです!そこで、今回は特にお母さん達へ知っていただきたい、むし歯のできるプロセスについてお話しします^ ^

まず、生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には歯もなければ、むし歯菌も存在しません!

つまり、子どものむし歯の始まりはむし歯菌がお口の中へ感染することです!!それから砂糖の摂取などの影響によってむし歯菌の活動性が高くなり、しばらくすると歯の成分が溶け出してしまいます(これを脱灰といいます)。それをそのまま放置するとやがてむし歯になってしまいます>_<

この虫歯のできるプロセスは大きく2つの側面に分けられます。まず初期段階は、肺炎やインフルエンザのような「感染症」としての側面です。そして、むし歯菌がお口の中に定着してしまった後は、メタボリックシンドロームのような「生活習慣病」としての側面です。

むし歯は感染症ですが、菌が感染するだけで発症するわけではありません。菌の存在に加えて、砂糖を摂取や、歯磨きなどの生活習慣などが関わって初めて発病します。

たとえ、むし歯菌に感染していても生活習慣などに対するアプローチが成功すれば、発症を抑制できます(^O^)!

また、むし歯菌が感染したとしても、お口の中に棲みつくためには、菌にとって「家」が必要です。この虫歯菌の家になりうるのは「歯」だといわれています!そのため、むし歯菌がお口の中に定着する時期は歯が生えてからだという考えが一般的です(^O^)

生後19~31か月のお子様を持つお母さんがむし歯菌を多く持っていると感染源として注意が必要です>_<スプーンなどを使い回さないのはもちろんですが、クシャミをするとだ液が飛び散りますよね?飛び散っただ液の中にもたくさんのむし歯菌が含まれています。机などに飛び散っただ液に赤ちゃんが触れ、その手を口に入れると…赤ちゃんのご飯を冷ますためにフーフーする…これも感染ルートです>_<!赤ちゃんと一緒にいる時間が長いお母さんのお口の中のむし歯菌を減らしておくことが本当に重要です!!

特に2歳前に感染するとむし歯の発症のリスクが高くなり、その重症度も高くなりますT_Tそのため感染に関しては、少なくとも2歳までは注意が必要だといわれています。

しかし、逆に考えるとむし歯菌の感染・定着時期を遅らせるだけでも、お子様のむし歯予防を容易にします☆お子様のお口の健康のためにも、まずお母さんのお口の中を健康にしましょう(^^)!

定期検診・治療のお約束をご希望の方はいつでもお電話お待ちしております(^O^)

うえたに歯科クリニック 白川

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