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虫歯と生活習慣の関わり

こんにちは!

阿倍野区の歯医者 うえたに歯科クリニックの神野です

今日は唾液の緩衝能についてお話します*

唾液の緩衝能とは、お口の中のpH(酸性・中性・アルカリ性の指数)に変化が起きたとき、

唾液が正常な範囲(約ph6.8)にお口の中を保ち、歯の再石灰化を行うと働きの事です。

この変化は、飲食をされた時や寝ている間など、その時の体の状態によっても生じますが、

正常な範囲に戻るまでに40分程かかると言われています。

こちらの絵をご覧下さい!

間食などをしない場合と、間食を繰り返した場合では、酸性に傾く時間がこんなに違います!

酸性の時間が長いと、歯のカルシウム成分が抜け、

お口の中で酸に強い細菌が残り、虫歯のリスクが段々上がっていってしまうと言われています。

虫歯や歯周病は生活習慣と大きく関わりがありますが、

上の図のように、普段から1日の内にこまめに飲食をされる方はとてもリスクが上がります。

なので

飲食される時間を決めて頂いて、

間にお水やお茶を飲んで頂いたり、こまめにうがいをして頂くだけでも変わってきます!

特に小さいお子さまなどは、歯の質がまだ弱く、大きくなっても綺麗な歯を保つ為には、小さい内から習慣づけていく事がとても大切です*

いかに酸性に傾く時間を減らし、

唾液の緩衝能を最大限発揮させるかかがポイントとなります!

気になる事があればいつでもご相談下さい

うえたに歯科クリニック 歯科衛生士 神野

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