阿倍野区の歯医者 うえたに歯科クリニック
林です。
皆様こんにちは!
昼夜の寒暖の差はありますが、お昼のポカポカな陽気が春を感じさせてくれますね。
月日が経つのが早く、もう3月も半ばになりました。
さて、皆さま2025年問題はご存知でしょうか?
「2025年問題」とは、団塊の世代が2025年頃までに後期高齢者(75歳以上)に達する事により、介護・医療費などの社会保障費の急増が懸念されている問題です。
人口の20%が後期高齢者になると言われています。
厚労省が公開した「平成29年簡易生命表」によると、日本人の「平均寿命」が過去最高を更新し、男性は「81.09歳」、女性は「87.26歳」だそうです。
医療が発達したことが大きく関係していると言えますね。
しかし、歳をとっても健康でいたいですよね。
そこで、健康長寿のために「フレイル」と「オーラルフレイル」の予防が大切だと言われています。
「フレイル」とは身体が衰えていくことで、「オーラルフレイル」とは、簡単にいうと『口を介した体の衰え』のことです。
年齢を重ねて足腰の筋力が低下するのは、一般的にごく当たり前のことですが、『口の衰え』が身体全体、さらには精神的な部分や社会的な面も含めて、健康と大きな関わりがあるのです。
つまり「口の中の機能が低下すると、身体の衰えにつながる」ということです。健康を維持するには、口も大切な役割を果たしているのです。
では予防するには、どのようにすれば良いのでしょうか。
それは話す、食べるなど日常の行為を通じて、口をしっかり動かして使うことです。
話す、食べるという行為は何気ないことですが、自分の歯や口の健康につながることだと認識することが重要です。
食事はよく噛むようにする、正しい歯磨きや義歯の手入れなど毎日しっかり口の中をケアするなど、
普段から意識して実践できることもあると思います。
健康維持のための、お口の役割を理解し、健康長寿を目指しましょう。
うえたに歯科クリニック 林