阿倍野区西田辺の歯医者 うえたに歯科クリニック歯科助手の上田です
今回はオーラルフレイルと口腔機能低下症についてのお話です🤭
まず初めに、
<オーラルフレイル>とは?
わずかなむせや、食べこぼし、滑舌の低下と言った、 お口の機能が低下した状態を示すキャッチフレーズです。
<口腔機能低下症>は?とゆうと、
「検査結果に基づく疾患名」と記されています。
オーラルフレールには段階があり、
①お口への関心度の低下(対人や社会との関わりの低下)、 虫歯や歯周病で歯を失っている方(鬱や意欲低下)
②わずかな食べこぼし、むせ、滑舌が悪くなっている、 噛めない食品が増える。→地域、介護事業からの援助
これより進むと⤵︎
<口腔機能低下症>→歯科での対応
③お口の状態が不潔になっている、乾燥、 舌や口のが動かしにくい、飲み込みがしにくくなっている。
さらに進むと⤵︎
<口腔機能障害>→専門的な対応
④摂食・嚥下障害(口に含み、胃まで送り込む事が困難)
咀嚼機能不全(咬む、飲み込みが困難)
こうして、段階が進むにつれてより回復が難しく、 治療期間も長くなる可能性があります
では、歯科での対応や、治療が必要な場合の一例をご紹介致します
今回は<口腔機能低下症> の段階にいる方の項目をクローズアップしましたので、 お心当たりがあるか、 または身近な家族やお知り合いが困っていないかも含めて、 以下の項目を見て思い浮かべてみて下さい
①お口が乾燥する。
②発音がしにくい。
③お食事がしづらい、又はストレスを伴う(噛む行為が疲れる、 痛みがある)
④65歳以上である。
⑤入れ歯を使用している。
⑥残っている歯の本数が20本未満(19本以下)。
⭐️それ以外の詳しい参考項目はこちら↓
これらに該当の項目が多数ある場合は、
口腔機能低下症の恐れが有ります。
口腔機能低下症と診断された場合には治療、管理計画を立て、 改善治療をしていく事になります。
現在、お食事は取れる状態で生活をされている方も今一度、 考えてみて下さい、、、
①柔らかい食品
②カロリーが高く栄養素が少ない食品
③スープ類で、固形物が少ない食品
等を、メインにお食事されていませんか?
この様なお食事の傾向、習慣がある方は要注意⚠️‼
今は該当する項目が少なくても、今後、その様な食生活が続くと、 口腔機能低下症になってしまうリスクが上がる可能性があります⚠️
日々のお食事は習慣として定着していますので、 なかなかご自身での改善が難しい場合があります☹️
意識改善や専門的な指導により気づいた時により 早く取り組んで行けば、改善する可能性も上がります🧡
今は大きな問題や、自覚がない方も、 食事面での指導が必要な場合は、当院の管理栄養士が、 患者さん一人一人の状態を把握して、経過を管理し、 サポートしていきますのでご安心ください
必要であれば治療を受けて、 改善する事が今後の生活を豊かにする上でも非常に大切になってき ますので、是非
少しでも気になる項目があれば、どんな事でも大丈夫ですので、 いつでもご相談ください♀️