こんにちは!阿倍野区西田辺の歯医者、うえたに歯科クリニックです。
インプラント治療は、失った歯を補うための先進的な治療法として、年々関心が高まっています。「自分の歯のようにしっかり噛める」「見た目が自然」といったメリットがある一方で、患者様の体内に人工歯根(インプラント体)を埋め込む外科処置である以上、感染リスクや安全性に対する不安を感じる方も少なくありません。そこで当院では、インプラント治療のために専用のオペ室(手術室)を完備しています。今回は、オペ室を設ける理由とそのメリットについてご紹介します。

インプラント治療には“専用空間”が必要です
インプラント治療では、人工歯根を歯ぐきからあごの骨に埋め込むという処置を行います。使用する器具やインプラント体自体は、もちろん高度に滅菌された清潔なものです。しかし、それを挿入する「環境」が整っていなければ、どうしても感染のリスクが高まってしまいます。
通常の歯科診療室は、日常的に歯を削ったり、唾液や削りかすが飛散したりする場所です。いくら器具を滅菌しても、診療室自体が完全にクリーンな状態を保つのは難しいのが現実です。そのような環境でインプラントの埋入手術を行うことは、感染のリスクを伴うだけでなく、治療の成功率をも左右しかねません。だからこそ当院では、インプラント治療専用のオペ室を設け、一般の診療空間とは完全に分離した、安全で清潔な環境を整えています。
オペ室がもたらす4つの安心
・治療に専念できる静かな空間
オペ室は、完全個室の静かな環境です。周囲の音や動きに邪魔されることがないため、術者(歯科医師)は集中して処置を行うことができ、患者様にとっても落ち着いて手術を受けられる環境が整っています。
・感染リスクを最大限に排除
空気の流れや換気設備にも配慮されたオペ室では、飛沫や粉塵が診療空間に舞うことを防ぎ、手術中の感染リスクを限りなく低く抑えます。外科処置において無菌的環境が守られているかどうかは、術後の経過に大きな影響を与える重要な要素です。
・医療機器と動線の最適化
専用の器具・設備があらかじめ整えられているオペ室では、治療に必要な機器がすぐ手に取れる場所に配置されています。歯科医師とアシスタントの動線もスムーズに確保されており、手術中の無駄な動きが減ることで、よりスピーディかつ正確な処置が可能になります。
・設備が整っていることへの安心感
患者様からは、「オペ室での治療と聞いて安心した」「きちんとした環境で手術してもらえると思った」といった声も多くいただきます。設備の整った空間で治療を受けられるということは、患者様にとっても大きな安心材料になります。
まとめ

インプラントは、一度埋め込んで終わりではありません。術後の経過やメンテナンスも含めて、長く快適に使っていただくためには、最初の埋入処置の精度と安全性がとても重要です。
当院では、安心安全を第一に考えたインプラント治療をご提供しています。お気軽にご相談ください。