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正確な矯正治療のための4つのポイント

こんにちは!阿倍野区西田辺の歯医者、うえたに歯科クリニックです。
矯正治療は「見た目をきれいにする」だけでなく、噛み合わせや口腔機能を改善する大切な医療行為です。そのため、治療の質や精度は将来的な歯の健康にも大きく影響します。では、正確な矯正治療を行うためにはどのような工夫や技術が必要なのでしょうか。今回は、正確な矯正治療のための4つのポイントについてご紹介します。


① NEMOソフトによる正確な診断

矯正治療のスタートは、まず診断から始まります。当院では「NEMOソフト」という先進的なシステムを活用しています。これは、患者様のCTデータ・口腔内データ・顔写真をコンピューター上で統合し、理想的な歯並びをシミュレーションできるソフトウェアです。単に歯を並べるだけでなく、顔全体のバランスや噛み合わせまで考慮し、将来を見据えた最適な治療計画を立てることができます。


② 形状記憶素材(シェイプメモリー)の活用

矯正治療ではマウスピース型の装置を使用することがあります。当院では、形状記憶素材(シェイプメモリー)を用いたマウスピース矯正にも対応しています。この素材を使うことで、装置の着脱がスムーズになり、患者様のストレスを軽減できます。さらに適合性が高く、歯が動きやすいという特長があるため、効率的に矯正を進めることが可能です。


③ 3Dプリンターによる精密な矯正装置

当院では矯正治療専用の3Dプリンターを導入しています。これにより、精密な模型や仮歯を迅速に作製することができ、患者様の負担を軽減します。デジタル技術を活用することで、誤差の少ない精度の高い矯正装置を提供できるのも大きなメリットです。従来よりもスピーディーかつ正確に治療を進められる点は、患者様にとって安心感にもつながります。


④ なるべく歯を抜かない矯正治療

矯正治療では「抜歯が必要」と診断されることがあります。しかし、当院ではMSEやベネフィットシステムといった先進的な技術を用いることで、できるだけ歯を抜かずに美しい歯並びを実現することを目指しています。実際に、他院で「抜歯が必要」と言われた患者様でも、非抜歯で治療できたケースが多くあります。天然の歯をできるだけ残すことは、将来的な口腔の健康を守るためにも重要です。


まとめ


正確な矯正治療を行うためには、診断ソフトや形状記憶素材、3Dプリンターといったデジタル技術の導入、そして「歯をなるべく抜かない」という治療方針が大切です。当院ではこれらのポイントを大切にし、患者様一人ひとりに合わせた安心・安全で精度の高い矯正治療を提供しています。矯正治療を検討している方は、ぜひ一度当院にご相談ください。