スタッフブログ

自律神経と唾液

自律神経と唾液

阿倍野区西田辺の歯医者 うえたに歯科クリニックのかみのです*

 

今回は自律神経と唾液の関わりについてお伝えしたいと思います♪

 皆さん自律神経という言葉は良く耳にされるかと思います。

一体、「私たちの体にどんな影響があるのか?」を簡単にご説明しますね✏

 自律神経は、内臓や血管などの働きを調整するために、24時間働き続けている神経で、知覚や運動神経と違って、私たちの意思で自由に動かす事は出来ません😣
 

 自律神経は、

交感神経(起きている時や緊張している時)と
副交感神経(寝ている時やリラックスしている時)
があり、この二つは一つの器官に対して互いに相反する働きをしています。



 

では一体唾液とどう関わりがあるのでしょうか❓❓❓



 まず、お口の中には唾液を分泌する組織があり、分泌が多い三大唾液腺という組織があります。
 唾液腺によって性質も異なり、成分の99%は水ですが、たくさんの役割もあります。



そして唾液の分泌は自律神経によって調節されています。

副交感神経の刺激によって分泌される唾液は、血管が拡張するために水分が多くなります。

交感神経の刺激によって分泌される唾液は、血管が収縮するため、水分が少なくなって粘度が増します。緊張状態の時にお口が渇くのはこのためです☝🏻


 ⌚では1日の内、長時間緊張状態が続くとどうでしょう。。。
ずっとお口が潤わないまま、喉が乾いてしまいますよね?

イライラしたり、急いで食事を摂る際は、交感神経が増大し、唾液や消化液が十分分泌しないままになり、消化管にも影響が及びます🤦🏻‍♂️

食事は出来るだけゆっくり良く噛んで副交感神経を刺激してあげるようにしましょう*🍽



 もう季節の変わり目になり、自律神経が調節しきれず体のバランスが崩れやすいため、様々な症状が出やすくなります。
うえたに歯科クリニックでは、歯科医師、歯科衛生士、歯科助手はもちろんのこと、管理栄養士も在中しております🌸
気になる症状があればいつでもご相談下さいね*

 

記事を共有する

関連記事

唾液の働き

こんにちは 阿倍野区西田辺うえたに歯科クリニック歯科助手の坪田です 梅雨も明け猛暑が続いてますが熱中症に気をつけ水分補給をしっかりとりこの夏をのりきりましょう   今回は唾液の役割について 普段はあまり意識することはない … “唾液の働き” の続きを読む

投稿日:2021年7月31日